こんばんは。陸上競技部顧問の神田です。
本日をもちまして、私神田は、龍野北高校から転勤することとなりました。
このブログの更新が、私の顧問としての最後の仕事です。今日は2年間の感謝の思いを綴らせてください。
2年前の今ごろ、日高高校から龍野北高校へ転任してきました。初めて陸上競技部に顔を出した時のことは今でも鮮明に思い出せます。
陸上競技の知識も経験もない私ですが、陸上競技部で過ごす日々はとても密度の濃いものでした。
毎日の練習、夏の合宿、記録会、試合、、、思い返せばたくさんの時間を陸上競技部で過ごしてきました。
どの場面を思い返しても、一生懸命頑張っていた生徒の姿が1番に浮かんできます。
練習や試合で思ったように力が発揮できないとき、みんな辛そうで、悔しそうで、泣きそうで、、、そんな顔をたくさん見てきました。でもそれ以上にたくさん見たのは、みんなが笑っている姿です。
同じ志を持った仲間とたくさんの時間を過ごし、選手としてだけではなく、人として大切なことをたくさん学ぶことができる、本当に素晴らしい部活だなあと所属しながら日々感じていました。陸上競技部の顧問であることが本当に誇らしかった。みんなの顧問でいられることがすごく自慢でした。
今年度の駅伝大会では女子が近畿駅伝に初出場するという快挙を成し遂げてくれましたね。
今後続いていく長い教員人生で、あんな場面に立ち会えることはきっと二度とないと思います。近畿駅伝への切符は、長距離の女子だけで手に入れたものではなく、龍野北高校陸上競技部が作り上げた新たな歴史です。
日頃の積み重ねが、大きな成果で現れることを陸上競技部全員で証明してくれました。
素晴らしい景色を見せてくれてありがとうございました。
保護者のみなさまへ
いつも陸上競技部の活動にご理解ご協力していただき、本当にありがとうございます。
陸上競技部の生徒がこうして陸上を続けられているのは、間違いなく保護者の皆さまの支えがあってこそです。
ご家庭で弱音を吐くこともたくさんあると思います。でもその度に受け止めてくださり、励まし、応援してくださっていることが生徒の原動力になっていると思います。保護者の皆さまの支えがなければ陸上競技部としての活動は成り立ちません。本当にいつもありがとうございます。
また、試合や生徒の送迎などでお会いした時、温かい言葉をたくさんかけて下さり、とても嬉しかったです。頼りない私でしたが、2年間本当にありがとうございました。これからも龍野北高校陸上競技部をよろしくお願いします。
生徒のみんなへ
今日がみんなとする最後の部活動でした。
転勤が決まってから、今日のこの日を迎えるまで本当にあっという間で、、、何を話そうかな、何を伝えようかな、と考えているうちにあっという間に今日を迎えてしまっていました。
伝えたいことはたくさんあったし、考えていたこともたくさんあったのですが、いざ転勤のことを話す場面になると、思いが高まりすぎて、全然伝えることができませんでした。
きっと話しながら支離滅裂だったと思います。最後の最後にごめんね。
2年生は2年間、1年生は1年間、本当にたくさんの時間をみんなと過ごしてきましたね。
この2年間で、みんながぐんぐん成長していくのを近くで感じていました。
選手として、マネージャーとしてはもちろん学ぶことは多いと思うのですが、1人の人として、みんな気づいていないうちに大切なことをたくさん学んでいるんですよ。
最後のミーティングでも話しましたが、社会に出た時にこの3年間で過ごしたことが必ずみなさんの強みになります。
今はまだ実感がないかもしれませんが、いつかこの言葉を「なるほど」と思えるように、これからも自分らしさを大切に、自分の殻を破って頑張っていってください。
みんなと過ごした時間の全部が本当に本当に楽しかった。疲れていても、グラウンドに出てみんなと話して部活をすると不思議と疲れが飛んでいきました。
叱ったこともあったし、嫌味を言ったこともたくさんありました。でもその度にしっかり受け止めることができるみんなの素直さ、本当に素敵だと思います。
明日から私はいません。でも龍北の陸上競技部の応援団であることは全く変わりません。
場所は少し遠くなりますが、みんなの活躍をひっそりとずっと応援しています。
応援したい、と思ってもらえるような人になるために、自分たちに今できること、しなければならないことを考えながら残りの時間を過ごしてください。
2年間、本当にありがとうございました。本当に本当に楽しかった。陸上競技部で過ごした2年間のことは一生忘れません。本当にありがとう。君たちは私の自慢です！！！
最後になりましたが…
龍野北高校陸上競技部がますます活躍できることを心から願っています。
2年間、本当にありがとうございました。
